生死について考える絵本*この後どうしちゃおう

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以前、死について考える絵本、「わすれられないおくりもの」をご紹介した記事で、「生死について子供が考え出した時に、言葉よりもこの絵本を読み聞かせたい」というような事を綴ったのですが、また全く違う角度から死について考えられる絵本をみつけました。

*このあとどうしちゃおう

【作・絵 ヨシタケ シンスケ】

あらすじ


死んだおじいちゃんが生前書き残していた一冊のノート。テーマは死んだ後どうなるのか。

おじいちゃんなりにたくさん考えたんだなぁと推察できる内容で、それも願望に近そうなものです。

決して暗くなく、可愛いおじいちゃんだなぁって思わず笑ってしまうのですが、よくよく考えてみるとおじいちゃんはどうしてこのノートを書いたのか。

死ぬのを楽しみにしていたのか、それともその逆なのか・・・。

大人が読むと面白いけど悲しい気持ちにもなって、いろんな事を考えさせられる絵本です。

これと同じ絵本作家さんの「りんごかもしれない」にすっかりはまった私は、自分用にこの絵本を購入したつもりだったのですが、1年生の長男がこの本を目にして読んだようで、それ以来ちょくちょく生死について聞いてくるようになりました。

子供が既に死に対して漠然とした恐怖を持っていたら


寝る前に「僕のおじいちゃんはまだまだ死なないよね?」と不安そうに尋ねてくる事もあって、まだ息子には早かったなぁと、机の上にこの本を置きっぱなしにしていた私も反省なのですが、もし私が幼いながらに生死について考えを巡らせていたあの時、この絵本に出会えていたらもうちょっと気持ちが楽だったかも・・・とも思った内容でもありました。

逆に「いつ死んだっていいや」なんて思っていた10代後半。守るものが何もなかったせいもあるのでしょうが、今思えば死からとても遠い場所にいたからそんな安易な事口にしてたんだなって実感します。

小1長男の視点から


子供ならではの想像力だな、と感心させられたのが最後のページ。

ブランコに乗る主人公の前にビニール袋が舞っているのですが、「これ、きっとおじいちゃんだと思うな。ビニール袋になって会いに来たんじゃない?」と。

絵本の裏表紙にビニール袋を提げた男の人が描かれているのですが、息子曰くこの人物は主人公が大人になった姿らしいです。そして手に持っているビニール袋はおじいちゃんの生まれ変わりだそう。

理想的な死に方


この絵本を読んだ日の夜、たまたまテレビを付けるとNHKで在宅医療についての特集番組が放送されていて見入ってしまいました。畳の上の大往生が人の幸せだと信じてきた在宅医療のパイオニアとも呼ばれるベテラン医師が、いざ自分が死に直面した時、必ずしもそうではないのだと悟る___

どんな生き方をしたって人は後悔するのでしょうけど、とりあえず今日という何のへんてつもなかった1日に感謝して、明日1日を大切に生きてみようと思います。
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