繰り返しの絵本

Pocket

スポンサーリンク




*どうぞのいす【香山美子】

あれは確か大学1回生の時のこと。

児童文学の講義で絵本を創作してくる課題が出され、私は季節がらクリスマスをテーマにした物語を原稿用紙に書いて提出したのですが

隣に座っていた友人が持っている原稿用紙のタイトルがまさかの

どうぞのいす』

だったので

「え?それはやばくない?」

さすがの私も突っ込みました。

それでも全然動じる気配のない彼女。

「え?何が?」

「いや、それ・・・パクッてるよね・・・?」

「え~!パクッてないよ~、ちゃんと自分で考えたんだよ~」

(いやいやいや。この絵本は確か昔祖父に買ってもらって家にあるはず、今すぐここで見せてあげたい。)

そう思いながらもタイトルも内容も自分で考えたんだと譲らない彼女。

まぁいくら名作絵本とはいえタイトルがかぶっただけで中身が全然違うのかもしれないし

当時は携帯もスマホとかではないので、検索して「ほらね」とか言うわけにもいかず

もう、放置しました。笑

そして見事単位を落とした友人。

私:「ほらね」

友人:「信じられない、本当に自分で考えたと思い込んでた」

後に原稿用紙を見せてもらったのですが内容もそっくり。

ある意味すごいなって感心させられました。

それだけこの絵本にインパクトがあって彼女の中に残っていたんですよね。

悪意は一切なかったと思います。かなり天然でおっとりした

子なので。(一応彼女の名誉のために)

そんな友人も今では立派に教師をしています。(いいのかな・・・)

同じ言葉が繰り返される絵本

*ぞうくんのさんぽ【作 なかのひろたか】

*大きなかぶ【アレクセイ・ニコラエヴィッチ】

*よかったねネッドくん【レミ―・シャーリップ】

*グーズベリーさんのみどりのにわで【作・絵 にしまき かやこ】

「もう一回」には何回でも

これも安心感に繋がるからかもしれませんが

子ども達は「お決まり」や「定番」が大好き。

そして一度読んだ本が面白ければ

「もう一回」「もう一回」

とまぁ1回では終わりませんよね。

うちの子達もまだ話せないうちから、気に入ったお話は

読み終わった後すぐさま人差し指を一本立てていました。

たまにこれ永遠に読み続けないといけないのかしら、と気が遠くなる事もありますし

こちらが飽きてしまって、やたら抑揚をつけたり完全に違うキャラクターになってしまっている時もあります。(大概嫌がられます)

それでも読み続けると、いつか満足する時はきます。

理想は何回でも応えてあげたいところですが、こちらも忙しいしもう勘弁、という時には

『子どもは急には止まれない』を合言葉に

「OOしないといけないから、あと1回ね」

と前置きしてから読むようにしています。

それでも不満な様子の時もありますが

余裕のある時はできる限り付き合うようにしていると

自然と今回は無理でも次回は読んでくれるかも、と考えるのか

あっさり引いてくれる事も多いです。

何よりそれだけお気に入りの絵本に子どもが出会えたと思うと

ちょっと嬉しくもなりますしね。

繰り返しの絵本 赤ちゃん編

スポンサーリンク



Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です