品のある絵本

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丁寧語

単語の頭に「お」や「ご」をつけると途端に丁寧に聞こえるのが日本語です。

おかばん、お帽子、お名前、ごあいさつ・・・

幼稚園に入って間もなくすると、先生達の影響からか

急に持ち物や身の周りの物に「お」をつけて表現するようになり、なんとも可愛いなぁと微笑ましくなりますね。

幼稚園を卒園すると「物」に対してここまで丁寧な言い回しはしなくなりますが

先生や目上の人に対してきちんとした敬語が使えたり、丁寧な言葉遣いで話す人というのは、とても好印象です。

尊敬語や謙譲語の使い分け、二重敬語に気を付けたりと

求められるレベルは学年と共にどんどん複雑になっていきます。

敬語の世界を知る初めの段階として

とりあえずなんでも 「お」 や 「ご」 をつけてみる、というのは

入りとして間違っていないように思います。

天体の気持ち

「今にも泣き出しそうな空」とか、「不気味なまでに暗い雲」など

宇宙空間にあるもの達はよく

情緒的な表現を用いて表わされます。

とある日の朝。玄関のドアを開けると朝から凄まじい雨が降っていました。

隣で我が子が

「くもさん、何かよっぽど悲しい事でもあったのかな?」

と言いだしたので

(この子もしかして詩人の才能が!?)

と一瞬胸がドキドキしましたが

前の日の晩に、この絵本を読み聞かせていた事を思い出しました。

おつきさまこんばんは【作 林明子】

月はおつきさま、雲はくもさん、と擬人化されていて

お月さまはにっこり笑顔だったり、困った顔をしていたり

いろんな表情で描かれています。

文章も少なく、まるで空の雲の動きを表しているかのように

ゆったりとした時の流れている絵本です。

「お」が持つ力

この絵本にも 「おそら」 「おかお」 「おはなし」 など

単語の最初に「お」が付けられているものがたくさん出てくるため

品のある優しい雰囲気が醸し出されています。

例えばこれが 「馬鹿」 という相手を罵る言葉であっても、

「お」を使う事でその言葉の持つ威力はたちまち軽減され

柔らかくなります。

以前流行った「おバカタレント」なんかもそうですし

くまのプーさんにでてくる人間の男の子、クリストファーロビンが

よくかける言葉に

「プーのおばかさん」 という台詞がありますよね。

これなどは逆に愛情たっぷりに聞こえてくるのですから

日本語は不思議です。
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