本当に大丈夫!?叱らない育児

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叱らない育児とは

・わがままな事を言ってもまずは共感する
・こちらから要求はしない。逆に子どもの要求をできる限り聞いてあげる(やってあげる)
・怒鳴ったり命令口調で物事を伝えるのは控える
・子供が「こんなだお母さんだったらいいな」と思うであろう親を目指す

とにかく絶対に叱らない。行儀の悪い事をしようが暴力的な事をしようが叱りません。もちろん育児放棄するのとは違います。
いけない事、間違った事をしてしまった時には「こうした方がいいよ」とアドバイスするのです。暴力を働くようであればただぎゅっと抱きしめます。相手の子に謝罪させたりもしません。

叱らない育児のメリット
・自尊心が育つ
・自己肯定感の強い子になる
・相手を思いやれる優しい子になる

よく育児書に共通して書かれている事があります。
「手がかからない子の方が後々問題を起こしやすい」という事。
親が手がかからないと感じるという事は、逆に言えば子供が親に気を使っている可能性がある、という事にもなります。
もともとそういう性格の子で、それが自然な姿なのであれば問題ないとは思いますが、親が支配的だったりいつも命令口調で怒ってばかりいると、両親に嫌われないように、怒られないようにいい子を演じようとするようになり、その無理が祟って数年後に爆発してしまうという事例が後をたたないそうです。

叱らない育児のメリット、理解はできても実行するのは本当に難しいですよね・・・。

まず自分の子を「手がかからない、素直ないい子だな」と感じているお母さんは、そもそも悩みませんよね。叱ればちゃんと言う事を聞いてお行儀よくしていれば、そこにそれ以上の問題を持ちません。だからそのままの躾を続けるでしょう。
更に周りのお母さんや近所の人達にも「お宅のお子さんはしっかりした子だね」「いい子だね、羨ましい」なんて言われたら自信もついて鼻も高くなりますよ。

唯一気づくとすれば、母親がいない時の子供の様子を見聞きした時でしょうか。
幼稚園、保育園の先生や園のお友達などに一度我が子の印象を聞いてみるといいかもしれませんね。


精神科医、佐々木正美先生の著書。

*「育てにくい子」と感じた時に読む本【作:佐々木 正美】


どんどん過保護に育てましょう!甘やかしましょう!というお考えで、親がなんでも受け入れてあげるからこそ、子どもも成長して他人を受け入れ尊重してあげられる人間に育つのだと断言されています。

例えばご飯を食べずにアイスが食べたいと泣けばアイスを与えてあげる。冷蔵庫にアイスがなければスーパーやコンビニまで買いに走ってあげる。
幼児期はそこまでやってもやりすぎではないそうです。
いやはや恐るべし叱らない育児・・・。これさらっと書かれてますが、かなり勇気いりますよ。
言う通りにしてあげてよいのなら、その場も収まるしぎゃあぎゃあ泣かれるよりは楽だと思います。よその子にならそうするかもしれません。
でもこんな事してたら、
・栄養が偏るんじゃないか?
・好きなものしか食べなくなるんじゃないか?
・泣けばいいと思う子にならないか?
・わがままな子に育つのではないか?などなど

・・・不安すぎます。

いくら著者である佐々木先生に「そんな事にはなりません」ときっぱり言われても、なった時の事を考えてしまいます。

遠い将来を信じて今我慢するというのは、本当に難しい事です。
「大きくなったら誰もが羨むようなジェントルマンになるから、今は周りに親馬鹿だの過保護だの罵られて周りの人達に軽蔑されても甘やかし続けてください!」
そう言われても、簡単にそうしようとは思えませんよね・・・。

この社会で生きている以上、やっぱり一目も気になります。まず夫を含め双方の両親など周りの理解を得れないでしょう。
ヒソヒソと「ほら、あの親甘やかしっぱなしだから子供も全然言う事聞かないじゃない」なんて言われて耐えられるほどメンタル強くありません・・・。
***
要するに「甘やかす」「過保護」という行動は大袈裟に言えば反社会的な行動なので難しいんですよね。幼児期は甘やかすのが当然!怒るなんてとんでもない!という考えが世の中でスタンダードなのであればかなり実行しやすくなると思います。
ちなみに過干渉と過保護をはき間違えるととんでもない事になるそうなので、そこの違いは著書を読んでみて下さい。


読んでいて意外だったのは、保育園に長時間預ける事に対して著者が肯定的だった事です。
「愛情不足にならないように」という言葉を多用されていたので、離れる時間が長いと愛情不足に陥りやすいという風に思われているのかなと思ったらそうではなくて、量より質という考えでした。触れ合う時間が短くても、その時にたっぷりと濃い時間を過ごせれば大丈夫なのだそう。
そのためには家事などはできる限り目をつむぶって・・・とありましたが、ここが少し難しい部分かもしれませんね。
めちゃくちゃになった部屋の中を放ったらかしにして子供の相手をするって、結構思い切りが必要です。


母親自身も救われる

母親の悩みに答えていくQ&A のコーナーを読んでいると、お母さんの不安というのは本当に多岐に渡っている事が分かります。その中で、この悩み相談の内容に出てくる子の一人に、自分の幼少期に似ているな、というのがありました。
私は小学生時代忘れ物が多く、母からも先生からも怒られてばかりでした。でも佐々木先生はどんな時も子どもの味方で、どんな子の事も否定しません。
もし佐々木先生が担任の先生だったなら、忘れ物の予備も笑顔で貸してくれたんだろうなと思います。


まとめ
甘えさせてあげるのがどんなに大事かという事がよく分かりました。ですが私が叱らない育児を先生のアドバイス通りに遂行するとしたら、よほど「育てにくい」と育児に追い詰められている時になると思います。
それぐらい切羽詰まった状況で育児している人には、癒しや答えをくれる本だと思います。
私も先生のやり方を完全に取り入れる事はできないけれど、今まで厳しすぎたり融通が利かないところをもう少し変えていけたらなと思っています。
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