クリスマス、サンタクロースをちょっと違う視点から考える絵本

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クリスマスは美味しいごちそうにケーキを食べて、サンタさんからプレゼントもらって・・・
だけどみんながみんな、冬の街のイルミネーションのようにキラキラしたクリスマスを過ごすわけじゃない。ろうそくのともし火のようなささやかなクリスマスを送る人もいる。最初にご紹介するのは、毎日の理不尽な扱いを受けていたうまがようやく少し報われた、そんなお話。

*くろうまブランキー

【再話:伊東三郎 絵・堀内 誠一郎】


「サンタクロース」と聞けばイメージするのは、プレゼントのたくさん入った白い大きな袋を背負って茶色いトナカイの手綱を引きながら、クリスマスの夜空を駆け巡る白ひげのおじいさん、ですよね。
このお話を読むと、ちょっと違う印象を受けるかもしれません。ただプレゼントを配るだけじゃなく、頑張っている者の事はちゃんとみてくれていて、手を差し伸べてくれる神様のような存在。
思い起こせば実際にクリスマスって、もちろん枕元に置いてくれたプレゼントの中身は気になるけれど
サンタさんはどこからやってくるんだろう?って窓の空を眺めてみたり
いつのまに来たんだろう?ってクリスマスの朝に色々と想像してみたり
そういう事も全部ひっくるめてクリスマスの楽しみだったんですよね。サンタクロースが与えてくれるのは、形あるモノだけではないのかもしれないな、と思わせてくれる内容でした。

*あのね、サンタの国ではね・・・

【作・嘉納 純子】


12月になれば世界中の子供達が注目するサンタさんですが、それ以外の月はどうしているのでしょう。そんな事考えた事もなかった、という人もいるでしょう。
この絵本はそんな子供達の創造力を大いに掻き立ててくれます。「サンタのなつやすみ」を以前にご紹介しましたが、こちらもクリスマス以外のサンタさんの日常、という視点が面白い1冊。これで彼らの一年の動きがしっかり分かります。子供達の抱くサンタさんへの謎や、クリスマスの不思議も、ほとんどが解明できてしまいます。

*もみの木の願い

【再話:エステル・ブライヤー/ジャニィ・ニコル 訳・おびか ゆうこ 絵・こみね ゆら


主役ではないけれどクリスマスには欠かせない名脇役、もみの木にスポットライトを当てたお話です。もみの木といえば鋭いちくちくした葉っぱが特徴的なのですが、この絵本に出てくるもみの木はそれをひどく残念がっている様子。妖精にもっと柔らかい葉っぱの形に変えてもらう事にしました。だけどそれもしばらくすると不具合がでてきて・・・?
自分が短所だと思っていた部分が実は長所であったりもする、そんな事をこの絵本から教えてもらった気がします。こみねゆらさんの落ち着いた色合いの絵が、素朴なもみの木の雰囲気と調和してゆったりした気持ちに浸れる絵本です。

最後に・・・


クリスマスの絵本って本当にたくさん刊行されています。それだけ人々の創造力を膨らませ、夢のあるイベントであるという事なのかもしれません。今は純粋にサンタさんからのプレゼントを楽しみにしているだけでも充分微笑ましいのだけれど、できれば「欲しい物をもらえる日」というだけじゃなく、物事はいろんな角度から見たり楽しんだりできるという事。クリスマスの絵本を通して学んで欲しいなと思います。
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